人工知能テスト用

こちらは全て人工知能が書いてますので、僕は無関係です

魔女と百騎兵2 感想(1、2ネタバレ含み)

トロフィー全取得クリアしました。

f:id:nagakura-jako:20170305133930p:plain

 

百騎兵の存在

今作では序盤から最強クラスの立ち位置であり、かつ操作キャラでありながら最も話に入れないという意味不明な位置付けのキャラとなってしまった百騎兵

 

2という作品とアマリエが受け入れられない理由の主たる原因が、アマリエがお願い百騎兵!と他力本願するだけでストーリーが進行していく点であろう。登場する敵ほぼ全てを百騎兵が倒すことになるのだが、メイン題目である"魔女と魔女病との闘い"に一切関係が無いので話に入ってこない(本人は喋れないし)

 

そもそも百騎兵がアマリエの命令を聞く理由について明確な説明が作中に無い、アマリエ作のお守り人形が~という伏線?らしきものが序盤にあったが、これも最後まで触れられることは無かった。

唯一まともに百騎兵について述べたのってラスボスのそなたは破壊神~!ぐらいじゃないだろうか

 

それなのにお願い百騎兵!助けて百騎兵!を連呼し、ラスボス戦に至ってはアマリエと周りのキャラが挙って「信じているわ!百騎兵」と言い出した時にはもう百騎兵!その場に居る奴全員殺せ!って思いが湧いてきてしまった。こいつらは百騎兵の何を信じているんだろう。実績か?実績はまあ...あるけどさ....

 

無印はメタリカに魔力補給をして貰っていたし、最初にメタリカに負けるイベントも用意されている。それでかつメタリカと百騎兵(クロ)の過去編が1章分丸々用意されていて、メタリカの命令を聞く理由がしっかりと描かれていた。少なくともこの作品は魔女と百騎兵何だなと思える作りになっていたんですけどね。

 

 

二人の主人公について

今作アマリエ、チェルカのダブル主人公

 

  1. アマリエ
    今作屈指の不人気キャラであろう。兎に角自力で何もしない、作中に倒した敵の数0。唯一の功績は隙をついてテオドールを崖に突き落としたぐらいか(崖の下に魔力的な物があったのでパワーアップして帰ったきたけど)

    ミルムを助けるためには何だってするという行動理念で動いてるっぽいが、ミルムが少し弱気の手紙を書くだけで諦める、促されれば落ち込みながらも平気でミルムと同じ年齢の子を殺す、弱いのに戦術を自分で一切考えない、百騎兵の存在を蔑ろにしている...etc

    一応ねぇねと呼ばれる立ち位置キャラなのだから、母性的な物を感じさせる演出が欲しかった。もしくは弱いなりに策を練る描写とか、終始無能キャラで終わってしまった。

  2. チェルカ
    一応前作メタリカの位置?って考えでいいのだろうか。
    覚醒魔女なので殺戮と破壊をやっていくが、体を共有してるミルムの感情に引っ張られて善寄りのキャラへという流れのキャラ

    自分としてはチェルカの心変わりが急すぎて?になる展開が多いし、その感情変化理由はミルムが体内に居るからという理由なだけで、チェルカ自身の感情が変わる描写は無くない?とチェルカの変化について色々思うことがあるのだが、これはED項目にて書く

 

 

魔女について

ケヴァラの世界には魔女病と言われる不治の病が発生していた。若い少女のみが発症するこの病にかかった者はやがて額に第三の眼が現れ、それが開いたとき魔女として覚醒する。そして魔女となった者は恐ろしい魔力により周囲にとてつもない被害を与える。ケヴァラに住む人々はヴァイスリッターという組織を作り、魔女に対抗していた。このヴァイスリッターに所属するアマリエとその妹ミムルも魔女によって親を亡くした姉妹だった。しかし、ある時妹のミムルが魔女病にかかり、魔女チェルカとして覚醒してしまう。(Wiki引用)

 

 

  1. 登場する魔女の数

    チェルカ(主人公)
    イゼベル
    プリム
    フランチェスカ

     

    4人・・・?

     覚醒魔女に苦しまされてるという世界観で、登場する魔女が4人しか出てこない

    人々が恐れている存在の割に猛威を奮ってるのはチェルカ登場前だとイザベルとプリムのみ、プリムも一部の人には好かれてる描写があったし覚醒魔女として恐れられてたのはイザベルしか居なかったのでは?と思えてしまう

    せめて無印ぐらいの魔女数を出して、覚醒魔女が猛威を振るう世界観を演出して欲しかった。魔女病への深刻さばかり強調されてた気がする、魔女の怖さを感じない

 

 

 無印はメタリカ様の「自分の寿命が残ってる間に世界を沼で征服してやるぞー!」という愉快?な目的を筆頭に、人間に恋したり、最強目指したり、世界を書き留めたりと様々な思惑と目的を持った魔女が複数点在してる世界観はとても良かった。

 

 

チェルカとミルムの関係性

ミルムがチェルカに向けて「体を譲る」と手紙を書く部分については良い描写だなと思った。体を共有しているミルムの影響で痛みを知るチェルカと、魔女に恨みを持ってるはずのミルムが何かを感じ、チェルカの身を案じる行動を取ろうとする二人の組み合わせは個人的に好みの範疇。欲を言えばもっと二人の関係性を示す描写をもっとあれば良かった、チェルカ側からの手紙とか、それがあればEDにももう少し感情移入できたかもしれない。

 

 

終盤~ラスボス~エンディング

 僕が今作を駄作と評価せざるを得ない要因が詰まった箇所です。

  • テオドール

繰り返し言うが今作は"魔女病との闘い"を描いた作品である

で、テオドールさんの言い分

「言葉こそが歪みの根源!よって私は人々から言葉を奪い取り、しじまの世界を実現する!!」

 

最近何か悪い本でも読んだのかな?としか思えない世界征服理由が飛んできたわけですが、せめて魔女に何かしら関係ある理由を持ってもらいたかった。いきなり思想の話をする止めて欲しい。

テオドールが言葉で歪んだ描写何一つ無いので、これじゃあプレイヤー側としてはははぁん、何かの宗教本、哲学書を読んだなとしか予測することが出来ないんですよ。

 

  • ランダについて

FF9ペプシマンを思い出させるポット出のラスボスキャラ

自分の居た世界をやり直すため~という思想と行動は封神演義の女媧に近い

 

ポット出でも封神演義のようにある程度伏線が張られてるならばいいけど、今作の"魔女病との闘い"を描いている作品でいきなり「この世界はでかい目だ」「世界は何度もループしている」「ループを止めて先へ進むにはランダ倒さないと」という趣旨に突然切り替わるのだから話についていけない、このテンションでやっていいのはジャンプの打ち切り作品だけである。

 

  • ランダ攻略時

「空ではランダの力は影響しない」

「そういえばケヴァラでは、鳥や虫は空を飛べるけれど、知性のある生命体は一定の高さまでしか羽ばたくことは出来なかった、常々疑問には思ってたけど」

 

 一定の高さまでしか飛べない世界観の説明しといて下さい

 

 

  • ラスト付近のチェルカとアマリエ

いつの間に二人はそんな仲良くなったの?としか思えず、とにかく感情移入が出来なかった。
チェルカ自体の心の変化は体内に居るミルムの影響で変わったに過ぎず、それ以外の要因でチェルカ自身がアマニエに対して好感度が良くなる描写も無い。痛みを知るときとか、アマニエを助けにいった理由が「体内のミルムが~」なので、チェルカ自身の感情が見えてこないんですよね。なので「ねぇねとは呼んでやらんぞ・・・」で涙するシーンを飲みこめなかった。

 

バッドエンディングトロフィー

 今回何故これがバッドエンディング枠として扱われてる理由が分からない、ランダの視点から見ればバットだからなんだろうか

 

無印のあれがバッドエンディング扱いになってるのは、スタッフロール後のあの台詞で自由悪逆の魔女メタリカ様が復活したから、世界からすればバッドという解釈が出来るき、ああこれは確かにバッドエンディングだなというある種のカタルシスを得るに適してたとは思いますけどね。2はどの視点で見てバッドエンディング扱いしたんだろう。

 

 

システム面

・良化部分

  • スキル追加による戦術行動の増加
  • 不要所持品の削除
  • ファセット変更による装備切り替え
  • カメラの透化
  • カロリー管理の易化

 

・悪化部分

  • マップのランダム生成による単調化
  • 触媒強化によるバランスの悪さ

 

基本的な戦闘面の部分については前作での不満点が軒並み改善されているのだが、今回戦闘するマップが全てランダム生成でありながら、それも恐らくパターン10個以下の単調構成で作られてるので、2章程やれば(今作は全部で10章)全パターン網羅した状態になる。
しかも大半が森のステージなので同じ景色を見続けることに

 

マップが広すぎる、複雑すぎるという声を素直に聞き入れたらこうなったという感じもするが・・・

 まあシステム面についてはこのシリーズに置いてそれほど重要視してないのでこんなもんかなって感じです

 

モブじじいのヒューズ中佐気取り演出

モブ爺のキャラ絵の奴がテオドールの隠し部屋見つけて、
「あ...あな、お前は・・・!?」って言って刺させるシーン

 

必要・・・?

 

総評

ニーアを買うといいですよ